こんにちは。せんどうです。先日、こんな話を耳にしました。
「こんなにiPhone好きなのは、日本人くらいだ」
・・ほほう?そうなの?
確かに、日本国内じゃ、スマホと言えばiPhone、みたいなイメージが強くて、かくいう私も、iPhoneを使っています。(iPhoneにする前は、Android端末を使ってたんですけどね)
でもさ、iPhone作ってるAppleさんって超おっきくて有名じゃん?他の国でも人気あったって不思議はないよね?ほんとに日本だけなの?
と、疑問に思ったので調べてみました。
モバイル端末のOSシェアを調べてみました。
今はとても便利なサイトがあるんですよね。
この、StatCounterのサイトでは、色々なOSやブラウザのシェアの統計を確認することができます。見方も、見たい項目にチェックを入れて設定するだけなので、とても簡単。すごいサイトがあるもんだ・・。
今回は、
- 項目をOS
- プラットフォームをモバイル
- 期間を2016年1月~12月
として
世界の他に、日本、アメリカ、イギリス、中国、韓国、フランスの地域で調べてまとめてみました。
で、調べた結果がこちらです。
iOS優位は日本だけ
グラフにすると一目瞭然ですね。世界全体で見ても、日本以外の国別にみても、Androidのほうが多いのに対し、日本だけiOSのほうが多いです。
具体的には、世界全体で見ると、Androidのほうが69.11%なのに対し、日本だけだと、69.83%がiOSです。・・・真逆だ(笑)
国別にもう少し詳しく見ると、アメリカやイギリスでは、AndroidとiOSのシェアはほぼ半々。それに対し、中国、韓国、フランスはAndroidのほうが多いですね。韓国に至っては、8割がAndroid。サム●ンさんのおひざもとだからなんですかね??
なぜ日本ではこんなにiPhoneのほうが人気?
こうなると、一つ疑問が浮かびます。
どうして日本ではiPhoneのほうが人気が高いのか。そう思って調べてみたらとても興味深い記事を見つけました。
iPhone3G発売時のソフトバンクが打ち出したキャンペーンの影響力が大きかったんですね。安くした(実質0円)になったことで敷居が低くなり、その後、iPhoneを取り扱うキャリアが増えたことでさらに割引や値下げの競争が激しくなったことが影響している、と。なるほど。
一方で、Androidが日本に入ってきたのは、iPhone3Gよりあと(下記記事参照)
iPhone3Gが広がりを見せている状況下だと、確かにAndroidの存在が目立たなくなる可能性はありそう。それが結果的に、今のようなシェアの状況につながっているってことなのかもしれませんね。