こんにちは、せんどうです。ITに関するいろんなものに興味関心が強い私ですが、それでも、これはアナログがいいなー、と思うものがあります。今日はそんなお話。
アナログがいいなと思うもの。その1:本・書籍
色々なものがデジタル化していく中、本の分野にも「電子書籍」というものが出てくるようになりました。以降、雑誌や実用書、マンガなど様々なジャンルの電子書籍が発売されています。また、それを読むためのソフトやアプリ、端末も一気に増えました。
確かに、電子書籍だと、かさばらない、という大きなメリットがあります。かさばらない=収納スペースを気にする必要がない、持ち運びが容易でいつでも読める、ということにつながるからです。
そのメリットを感じてみたくて、数冊ほど電子書籍を買ったことがあります。その時点ですでにiPadを持っていたので、小さくて読めないということはないだろうと思ったからです。
でも・・・。
それ以降買ってません。というかそれらもちょっとだけ読んでやめてしまいました。なんでかなぁ、って考えたときに一つ思ったのは、読んでいる実感がない、ということ。
物理的に本があると、実際に紙に触れ、めくるという動作をします。それが「読んでいるという実感」につながるんです。読み進めていくと、読んだページ分がどんどん増えていきます。その厚さを感じて読了感がわくんです。
また、好きな漫画とかだと、コレクションとして集めたいという心理もありますね。1巻から最新刊までずらっと並んでいるのを見ると、うれしくなったりします。電子書籍だとそういった、持っている(所有している)という感覚が薄くなります。
だから多少場所を取ったりしても、基本的には通常の紙の書籍を買うことがほとんどです。
アナログがいいなと思うもの。その2:チケット
最近だと、ライブやイベントのチケットもデジタル化されています。有名なところでは、イープラスのスマチケがありますね。
自分がよく行くイベントでも、このスマチケが導入されていて、会場の受付では、紙のチケットの代わりに、スマホ画面を見せている人が結構います。
確かにこれなら、紛失や忘れる、といった可能性はかなり低くなります。スマホなら持ち歩きますからね。紙代がかからないというコスト面もメリットはありそうですね。
それでも私は、紙チケ派です。理由は持っている(チケットを確保している)という感覚を、物理的に目にした方が味わえるからです。前述の書籍と似ているところがありますね。アプリの画面を見ればもちろんわかることですが、画面を見るよりも、手にしたいんですよね、実際にモノを。
また、半券を保管しておくことができます。ライブやイベントに行ったという思い出や記念に保管したい、という方は決して少なくないはずです。
おわりに
技術が進歩し、便利にするためにいろんなものがデジタル化されているんだと思います。実際、便利だしメリットもあります。一方で、アナログならではの良さもあると思います。一概にどちらがいいとは言い切れないでしょう。だから、アナログがいいな、と感じているものに関しては、しばらくアナログを使い続けようかなぁと思います。