ツイッターをやってて、最近思ったことがあるんです。
鍵垢さん、増えたなーって。
「鍵垢」とは、非公開アカウントのことです。名前の後ろに鍵のマークが表示されることからそう呼ばれています。だから、非公開にすることを「鍵をかける」とも言いますね。
でも、それまで公開アカウントだった人が、不慣れな鍵垢にすると、見落としがちなことってあるんですよね。そこで今日は、ツイッターの鍵垢に関して特に覚えておきたいことを書いてみたいと思います。
誰が見える?鍵垢の公開範囲
公開範囲に関して、通常の「公開」アカウントと「非公開」アカウントではどう違うのか。「非公開」とは言っても、ある条件の人には見えます。ざっくり図にまとめてみました。なおここでは、通常のツイートを前提としています(リプライとか絡めると、若干話が複雑になるので割愛します)
まずは、公開アカウントの場合。
自分と、Aさん、Bさん、Cさんで、フォローの状態が違えど、基本的には誰でも見られます。フォローの状態で異なるのは、TL(タイムライン)に表示されるかどうか、です。
では、この状態で、自分のアカウントを非公開にしたとします。そうすると、こうなります。
非公開にすると、この図にある、鍵の壁の外にいるアカウントは、ツイートを見ることができなくなります。つまり、自分のことをフォローしていなかったCさんは、自分のツイートが見られなくなります。が、そのほかの方には影響はありません。
よくある勘違いで、自分が相手をフォローしていないから、相手も見られないだろうと、思われがちですが、自分が相手をフォローしているかどうかは関係ありません。
だからたまに、
「なんか知らない人からフォローされちゃった。鍵かけよ。」
っていう人いますけど、これ、タイミング的に遅いんですよ。自分の知り合いにもそう言って鍵かけた人いるんですけど、それ遅いよって突っ込んだら、え、そうなの!?って驚かれました・・・^^;もちろん、まだ自分のことをフォローしていない人への予防策にはなりますが、すでにフォローされている人には効果ないんです。
影響を受ける機能(特に忘れそうな点をいくつか)
今回は、それまで公開アカウントで使い慣れてた人が、忘れてそう、見落としそうなことをピックアップして書きますね。
リプライ
先の画像で、AさんBさんにあたる人は、特に影響ありません。でも仮に、Cさんに当たる人にリプライを送った場合、通知も表示もされません。
厳密に言えば、画像上部の通り、リプライマークに数字は出るのですが、数字だけです。画像左下は、鍵垢本人から見た場合です。当然自分が送ったリプライですから見られます。でも、その鍵垢をフォローしていないせんどうさんには、リプライは表示されません(画像右下)
Cさんにあたる人にリプライなんて送らないよーって思われるかもしれませんが、状況次第では結構あると思います。例えばリツイートで流れてきた画像や内容に一言何かコメントしたいとき。もしくは、好きなタレントさんや芸能人のアカウントに、応援メッセージを送りたい時、などなど。でも、それらに対して鍵垢で送っても届かないんですよ、その声は。
リツイートとハッシュタグ
公開範囲を限定しているのですから、拡散されては意味がありません。なので、鍵垢さんのツイートのリツイートマークは押せない状態になります。先の画像のAさんやBさんがツイートをリツイートしたいな、と思っても、できないということです。
ハッシュタグも同様です。鍵垢さんがハッシュタグをつけてツイートしても、タグをたどって見られる人はフォロワーさんに限定されます。AさんやBさんは、タグからたどってもツイートは見られますが、Cさんにあたる人が、タグをたどってもツイートを見ることはできません。
終わりに
最初から鍵垢で作って、フォロワーを、リクエストしてきた人のみに限定、という形で運用していた人は、これらの点、きっと慣れていると思います。でも後から鍵垢にした人は、公開の時と同じ感覚でツイートして、勘違いしているケースもあると思います。もし勘違いしてもやもやしていたら、ストレスになっちゃいますからね。正しく覚えて楽しく使いましょう。